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スタッフの成長とチーム力を引き出す:「小さなリーダー役を任せる」ことの重要性と方法

こんにちは!
今回は、スタッフの成長を促し、職場全体をより良くするための取り組みとして、
「小さなリーダー役を任せる」ことについてお話しします。
リーダー役と聞くと、責任の重い仕事や大きな役割をイメージするかもしれませんが、
ここで言う「小さなリーダー役」とは、手の届く範囲での役割を少しだけ任せることを指します。
この取り組みは、スタッフの自信を高め、職場全体に良い影響を与えるための大切なステップです。


なぜ「小さなリーダー役を任せる」ことが大切なのか?

リーダー役を任されることで、
スタッフは自分が職場で必要とされていると感じ、仕事への意欲が高まります。
自分が責任を持つ役割があることで、
「ただ指示されたことをやる」から「自分で考えて動く」へと意識が変わり、主体性が育まれます。
また、リーダー役を経験することで、
スタッフは他のメンバーのサポートやチーム全体の状況を意識するようになります。
これは、コミュニケーションの向上や職場のチームワーク強化にもつながります。

さらに、小さなリーダー役を通じて「自分で決める」経験を積むことが、
将来的な大きな役割へのステップになります。一歩ずつ成長を支援することで、
スタッフが自信を持って仕事に取り組めるようになり、職場全体が活性化します。


小さなリーダー役を任せる具体的な方法

1. 手の届く範囲で役割を任せる

リーダー役を任せるときは、初めから大きな責任を負わせる必要はありません。
たとえば、「今日の朝礼で話す役をお願いする」「在庫確認をリードしてもらう」など、
日常的な仕事の中で、少しだけリーダーシップを発揮できる場を与えるのが良いでしょう。

2. 明確な目的を伝える

「なぜこの役割をお願いするのか」を分かりやすく伝えましょう。
たとえば、「〇〇さんは整理が得意だから、売り場の改善を任せたいと思っています」など、
理由を伝えることで、スタッフが自信を持ちやすくなります。

3. 支援を惜しまない

リーダー役を任せたら、放置するのではなく、必要なときにはサポートをすることが大切です。
スタッフが不安を感じたときにすぐ相談できる環境を整え、
「困ったときは一緒に考えよう」と声をかけると安心感が生まれます。

4. 成果を一緒に振り返る

リーダー役を経験した後は、必ず振り返りの時間を設けます。
「この部分はとても良かったよ」「次回はここを工夫するとさらに良くなるね」
と具体的なフィードバックを行い、次の成長につなげましょう。

5. 他のスタッフと連携する機会を作る

小さなリーダー役を任せるときには、他のスタッフと連携する場面を意識的に作ることも重要です。
たとえば、「この仕事をリードして、みんなに役割を伝えてね」といった形で、
コミュニケーション能力を磨く機会を提供します。

6. リーダー役をローテーションで回す

一人のスタッフだけにリーダー役を任せ続けるのではなく、
複数のスタッフが経験できるようにローテーションを取り入れます。
これにより、全員がリーダーシップを学ぶ機会を持つことができます。


小さなリーダー役を任せることで得られる効果

リーダー役を経験したスタッフは、自信を持って次の仕事に取り組むことができるようになります。
また、他のスタッフとの協力を通じて、
コミュニケーション能力やチームをまとめる力が育まれます。
さらに、小さなリーダー役を通じて成功体験を積むことで、
「次はもっと大きなことに挑戦してみよう」という意欲が湧き、
成長へのモチベーションが高まります。

職場全体としても、リーダーシップを持つスタッフが増えることで、
経営者やリーダーがすべての業務を管理しなくても、
スタッフ同士で業務を進められる環境が整います。
結果として、職場全体の効率や活気が向上します。


具体例:小さなリーダー役で成功した事例

ある小売店では、新人スタッフに「毎週の在庫チェックのリーダー役」を任せました。
最初は戸惑いながらも、チェックリストを作成し、
他のスタッフに「これを確認してください」と指示を出すなど、自分なりに工夫して進めました。
その後、経営者から「在庫チェックがスムーズに進んで助かったよ」と褒められたことで、
自信を持つようになり、次は売り場づくりのリーダー役に挑戦しました。
このように、少しずつリーダー経験を積むことで、スタッフは成長し、
職場全体の活気が増しました。


まとめ

「小さなリーダー役を任せる」ことは、スタッフの成長を支援し、
職場全体の力を引き出すための有効な手段です。
最初は小さな役割からスタートし、成功体験を積むことで、スタッフが自信を持ち、
主体的に行動できるようになります。
また、リーダー役を通じてコミュニケーション能力やチームワークも向上します。
今日から、スタッフ一人ひとりに「小さなリーダー役」を任せる取り組みを始めてみませんか?
まずは、身近な業務の中で試してみましょう!

  • この記事を書いた人

ハワードジョイマン

利益倍増アドバイザー 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 代表取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 取締役 ・繁盛店グループ総代表 ・株式会社トクスル 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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