最新繁盛店ノウハウ

増益繁盛クラブとは、店舗経営者の方とご一緒している取り組み

先日、ある飲食店の経営者の方からこんな相談が届きました。

「ジョイマンさん、補助金って使えると聞いたんですが、調べ始めたら情報がバラバラすぎて、何を申請すればいいのか全然わからなくて……。結局、今年も何もせずに終わりそうです」

この言葉、本当によく聞くんです。補助金を活用して厨房機器を入れ替えたい、POSレジを導入したい、内装をリニューアルしたい――やりたいことは明確なのに、「申請が難しそう」「どこから手をつければいいか分からない」で止まってしまっている。

正直に言うと、これはもったいない。使えたはずの制度を取り逃がしているケースが、本当に多いんです。

今日はそんな悩みに答える意味も込めて、私・ハワードジョイマンが「増益繁盛クラブ」の中で実際に何をやっているのか、一日の流れを追いながら紹介したいと思います。

📋 この記事でわかること

  1. 増益繁盛クラブが日々どんな取り組みをしているか
  2. 補助金を「取り逃がさない」ために必要な考え方と順番
  3. 中小企業診断士として補助金申請をどう支援しているか
  4. 経営計画がある経営者ほど補助金を最大限に活用できる理由

こんな方におすすめ

  • ✅ 補助金を使って設備投資したいが何から始めればいいか分からない方
  • ✅ 申請書の書き方や審査に通るポイントを知りたい方
  • ✅ 増益繁盛クラブに興味があり、中身を詳しく知りたい方
  • ✅ 経営計画を作ったことがなく、将来の数字が見えていない方
  • ✅ 飲食店・美容室・小売店を経営していて、売上だけでなく利益も残したい方
増益繁盛クラブとは、店舗経営者の方とご一緒している取り組み | 全国の繁盛店がやっている増益繁盛店作りの強化書

朝10時、静岡・清水のオフィスから一日が始まる

私のオフィスは静岡市清水区巴町、新清水駅から徒歩1分のところにあります。毎朝10時になるとパソコンを開き、まず確認するのはメールと会員さんからの相談です。

この日の朝一番に届いていたのも、やはり補助金の相談でした。

「小規模事業者持続化補助金に応募しようと思うんですが、事業計画書の書き方がよく分からなくて……。審査員に伝わる書き方ってどうすればいいですか?」

この質問、ものすごく本質をついています。補助金の申請書って、「書き方」の問題ではなくて「考え方」の問題なんです。

私は中小企業診断士(経済産業省登録番号402345)として、長年こういった相談を受け続けてきましたが、採択されない申請書には共通点があります。「何を買いたいか」は書いてあっても、「なぜそれが必要で、それを使うことで利益がどう変わるのか」が書かれていない。

審査員が見ているのは、設備や器具の説明ではなく、その投資によってどんな事業の未来が描けているかなんです。

増益繁盛クラブで補助金をどう扱っているか

午前中の相談対応が落ち着いたところで、今日は会員向けの資料作りに入ります。毎月発行している会報誌「月刊笑人道」の補助金特集ページです。

増益繁盛クラブでは、補助金情報を会員さんに毎月共有しています。ただし、私がいつも強調しているのはこの順番です。

❌ よくある失敗パターン

  • 「補助金があるから、それに合わせて事業を考えよう」と補助金ありきで動く
  • 申請書を書くことが目的になり、本来の事業成長と切り離されてしまう
  • 採択されても、買った設備が実際の経営にうまく活かせない

✅ 増益繁盛クラブで推奨するアプローチ

  • まず自店の3年・5年の増益繁盛プラン(経営計画)を作る
  • その計画を実行するうえで、活用できる補助金がないかを後から探す
  • 「何のために・何に使い・どう利益が伸びるか」の逆算ロジックで申請書を書く

この順番が逆になっている方が、本当に多いんです。補助金はあくまで「経営計画の実行を後押しする手段」です。補助金を主役にしてしまうと、本来やるべき事業の設計がおざなりになってしまう。

「補助金は、経営計画がある人のためにある制度です。計画がない状態で申請書だけを上手く書こうとしても、それは採択されにくいし、仮に採択されても事業が伸びません。まず自店の地図を描く――それが補助金活用の大前提です」

ハワードジョイマン(中小企業診断士・繁盛店グループ総代表)

「増益繁盛プラン」から補助金申請書を作る、逆算の設計図

昼過ぎ、今日は会員さんのひとりと電話コンサルティングの時間があります。千葉県で飲食店を経営している方で、厨房機器の入れ替えを検討中。設備投資に使える補助金を探しているとのことでした。

まず私が確認するのは、「その設備投資は、どんな未来のために必要ですか?」という問いです。

この方の場合、新しい厨房機器を入れることで仕込みの時間が大幅に短縮できる。その結果、ランチタイムに新しいメニューを追加できて客単価が上がる。さらに仕込み時間が減れば、スタッフの残業も減らせる――こういう連鎖が頭の中にある。

これが「逆算ロジック」です。設備投資の先にどんな利益の変化があるか、数字で描ける状態になっている。申請書とはその「未来の地図」を文章にする作業なんです。

チェックポイント1:経営計画が「言葉」として存在しているか

「頭の中にはある」では申請書は書けません。3年後の月商・客単価・利益率の目標を数字で書き出してみてください。

✅ ポイント:まず紙に書く習慣を持つ。数字が曖昧な人ほど補助金申請で行き詰まります。

チェックポイント2:設備投資が「課題解決」につながっているか

「古くなったから替えたい」では採択は難しい。「この設備を導入することで、この課題が解決され、売上・利益にこう影響する」という因果関係を言語化できているか確認してください。

✅ ポイント:課題→解決手段→数値効果の3点セットで整理する。

チェックポイント3:ターゲット顧客と提供価値が明確か

補助金申請書の中で「誰のためのお店で、どんな価値を提供しているか」が書かれていないものは審査員に刺さりません。

✅ ポイント:理想の顧客像を一文で書けるようにしておく。

✓ ここまでのポイント

  • 補助金は「経営計画の後」に探す順番が正解。補助金ありきで事業を組まない。
  • 申請書は「何を買うか」ではなく「どう利益が伸びるか」の逆算ロジックで書く。
  • 設備投資と経営上の課題解決が明確に繋がっていることが採択のカギ。

実際の成果が物語る「仕組みごと変える」という発想

電話を終えて、改めてデスクに向かいながら思うのは、補助金の話は結局「経営の全体設計」の話だということです。

増益繁盛クラブには、全国から飲食店・美容室・小売店の経営者が参加しています。北海道から沖縄まで、さらにはアメリカ在住の日本人経営者の方も会員にいます。20年以上にわたって会員の経営改善を支援してきた中で、もっとも印象に残っているのがこの事例です。

「入会した当時は月商300万円でした。それが今では月商2億5,000万円になっています。補助金も活用しながら、でも何より経営の仕組みそのものを変えたことが大きかったです」

飲食店経営者(増益繁盛クラブメンバー)

月商300万円から2億5,000万円。数字を見ると驚かれる方も多いですが、この方が最初から「補助金をうまく使って設備投資しよう」というところから動き始めたわけではありません。まず経営の地図を描いて、顧客購買行動を7段階で分解して、どこに投資すれば効果が出るかを整理した。その実行のなかに、補助金活用という選択肢が自然に入ってきたんです。

設備に投資することは大切です。でも設備を変えるより前に「経営の設計図」が必要――これが20年間の支援を通じて私が確信していることです。

夕方のルーティン:会員さんへの情報発信と翌日の準備

15時の営業終了に向けて、最後の時間は翌日の会報誌の原稿確認と、メールマガジンの配信準備にあてています。

メールマガジン「繁盛店になるための12のステップ」は現在読者数1万人超。毎回、専門用語を一切使わずに「明日から現場で使える話」を届けることを意識しています。

今日の配信テーマも、補助金の活用法について。ポイントは「補助金の情報収集より先に、自店の経営計画を作ること」です。これを12回のステップメールの中でも繰り返し伝えています。

補助金申請が通ったとき、一番喜んでいただけるのは「採択されました!」という瞬間よりも、その後に「売上が変わってきました」と報告をいただくときです。設備を入れることが目的ではなく、利益が残る店になることが目的。その順番を大切にしているのが、増益繁盛クラブの取り組みの根幹にあります。

まとめ:補助金は「地図を持った経営者」のためにある

今日一日の流れを振り返ると、増益繁盛クラブでやっていることは「経営の地図を一緒に描く」作業だと言えます。

補助金を最大限に活用したい方へ、改めてお伝えしたいのはこの一点です。

補助金は、経営計画がある経営者のためにあります。3年後・5年後に向けた増益繁盛プランを先に作り、その実行に使える制度を後から探す。申請書は「設備の説明書」ではなく「事業の未来の設計図」として書く。この順番で動けば、本来使えたはずの制度を取り逃がすことはなくなります。

中小企業診断士(経済産業省登録番号402345)として、販促・設備投資系の補助金活用と経営計画の作成を、全国の飲食店・美容室・小売店の経営者の方と一緒に進めています。

まずは無料メールマガジン「繁盛店になるための12のステップ」で、増益繁盛メソッドの考え方に触れてみてください。「地図を描く」ことの大切さが、12回を読み終わるころには腹落ちしているはずです。

もっと本格的に取り組みたい方は、会員制コンサルティングの案内もご覧ください。全国の経営者と一緒に、補助金活用も含めた経営改善を進めています。

▼ 販促改善の全体設計から補助金活用まで、実践的なノウハウをまとめた教材はこちら

顧客の購買行動を軸とした 販促改善の教科書

▼ 会員制コンサルティング「増益繁盛クラブ」への入会案内はこちら

https://haward-joyman.com/zouekihanjyou/

経営の地図を一緒に描きましょう。お気軽にのぞいてみてください。

  • この記事を書いた人

ハワードジョイマン

利益倍増アドバイザー 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 代表取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 取締役 ・繁盛店グループ総代表 ・株式会社トクスル 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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