「コンサルに頼もうか迷っているけど、本当に効果があるのか正直わからない」——そう感じたことはありませんか?
相談料を払って、アドバイスをもらって、でも結局何も変わらなかった……という話も耳にする。だから踏み出せない、という方が多いのも事実です。
こんにちは、ハワードジョイマンです。私は静岡県清水区を拠点に、20年以上にわたって全国の飲食店・美容室の経営者を支援してきた中小企業診断士(経済産業省登録番号402345)です。テレビ東京「ガイアの夜明け」にも取り上げていただいたことがありますが、私が一番大切にしているのは、テレビ映えではなく「依頼してから実際に利益が変わったか」という一点です。
今回は、コンサルを活用してうまくいった店とそうでなかった店、その分かれ目を正直にお伝えします。そして、売上より利益を伸ばすために本当に必要なことを、具体的な事例とともに解説していきます。
📋 この記事でわかること
- 飲食店コンサルに依頼して「よかった」と語る店に共通する考え方
- 依頼して後悔した事例に見られる、よくある落とし穴
- 売上を「客数×客単価」の2次元ではなく、7段階の購買行動で捉え直す方法
- 月商130万円から450万円へ伸長した飲食店が実践した、値引きに頼らない集客改善
こんな方におすすめ
- ✅ 飲食店コンサルへの依頼を検討しているが、費用対効果が不安な方
- ✅ 売上が頭打ちで、何から手をつければいいか分からない経営者の方
- ✅ 値引きやクーポンに頼らず客単価・客数を伸ばしたい方
- ✅ 「料理には自信があるのに、なぜか利益が残らない」と感じている方
- ✅ コンサルに任せた店の実際の声を聞いてから判断したい方

目次
依頼してよかったと語る店に共通していた「思考の転換」
私がこれまで関わってきた店舗の中で、「コンサルを頼んで本当によかった」と言ってくれる経営者には、ある共通点があります。それは、依頼する前に「売上=頑張った量」という考え方を手放せた人たちだということです。
多くの飲食店主は、売上が伸び悩むと「もっとメニューを増やそう」「もっと仕込みの時間を増やそう」「食材のクオリティをさらに上げよう」という方向に力を使います。現場への愛情があるからこそ、そうなるのは自然なことです。
でも、売上はお客さんの購買行動の結果です。どれだけ厨房で努力を重ねても、お客さんが店を「知る」ところから「再来店」するまでの流れに働きかけなければ、数字は動きません。
私がお伝えしているのは、売上を「客数×客単価」という2次元の掛け算で見るのをやめて、「知る→興味→来店→入店→注文→会計→再来店」という7段階の購買行動に分解することです。各段階をそれぞれ1.2〜1.3倍に改善できれば、全体では2〜3倍の変化が生まれます。一気に大きな手を打たなくても、段階ごとに少しずつ積み上げるだけでいい。
依頼してよかったと語る店の経営者は、この考え方を受け入れたうえで動いた人たちです。逆に言うと、コンサルに依頼しただけで「あとはおまかせ」という姿勢で入った方は、どんな優秀なコンサルタントを選んでも成果が出づらい。それが正直なところです。
飲食店の経営コンサルにどんな悩みを相談すれば前進するのかを先に整理しておくと、依頼後のギャップが格段に減ります。
「7段階の購買行動」という考え方は分かった、でも自分の店のどの段階が弱いのかがまだ見えていない——そんな状態ではないでしょうか。無料小冊子『顧客の購買行動を軸とした販促改善の教科書』では、8ステップの分解と、各段階で今日からできる具体策を自店診断ワークシート付きで解説しています。メールアドレスだけで受け取れます。
月商130万円から450万円へ——和歌山県の飲食店が語る「変えたのは料理じゃなかった」
具体的な話をしましょう。和歌山県で飲食店を経営されていたある店主から、こんな相談を受けました。「ランチはそこそこ来るんですが、単価が低くて利益が残らない。でも値段を上げたら客が離れそうで怖い」という内容でした。
その店主が最終的にやったのは、値上げでも値引きでもありませんでした。ランチにハンバーグ・ハラミステーキ・エビフライの「メイン3つ同時盛り」プレートを2,300〜2,500円で開発したのです。
近隣の飲食店を見渡しても、同じようなコンセプトのメニューは存在しない。「3つ全部食べられる」という体験の価値が、お客さんに伝わりやすかった。結果として、客単価と集客数が同時に動き、月商は130万円から450万円へ伸長しました。
「料理は変えていないんです。出し方と見せ方を変えただけで、こんなに変わるとは思いませんでした」
和歌山県・飲食店オーナー(30〜40代)
この事例で私が強調したいのは、「特別な料理の技術がなくても、既存の要素の組み合わせを変えるだけで差別化できる」ということです。値引きもしていない。新しい設備投資もしていない。それでも、購買行動の「注文→会計」の段階を改善することで、利益構造がまるごと変わった。
「私がよくお伝えするのは、『まず店内にいるお客さんからいただく売上を改善することが最短ルート』だということです。新規集客に力を入れる前に、今来てくれているお客さんに、もっと価値を届けられているか。ここを見直すだけで、大半の店は数字が動きます」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・有限会社繁盛店研究所 代表取締役)
✓ ここまでのポイント
- 売上は「頑張った量」ではなく、お客さんの購買行動7段階の結果として生まれる
- 「メイン3つ同時盛り」プレートのように、既存要素の組み合わせを変えるだけで客単価と集客数は同時に動く
- 新規集客より先に、今来てくれているお客さんへの価値提供を見直すのが最短ルート
「注文→会計の段階を改善するだけで月商が3倍以上になった」——和歌山の事例を読んで、自分の店ならどこを変えればいいか気になってきたと思います。無料小冊子では「なぜ新規集客を最初にやってはいけないのか」「客単価はセット表記と単品表記の違いだけで動く」といった、今日から手が動く具体策を章ごとに整理しています。登録は30秒で完了します。
後悔した事例に共通していた「任せっきり」の構造
一方、「コンサルを頼んだけど変わらなかった」と後悔した経営者の話も、正直にお伝えしなければなりません。
よくあるパターンは2つです。
❌ アドバイスをもらうだけで終わるパターン
- コンサルから提案を受けても、「なるほど」で終わり、翌日の厨房に戻ると何も変わらない
- 「忙しくて動けない」という状態が続き、結局3ヶ月後も同じ悩みを抱えている
- コンサル費用だけが出て行き、「やっぱり意味がなかった」という結論になる
✅ 伴走型でともに動くパターン
- アドバイスを「今週中にこれだけやる」という具体的な行動に落とし込む
- 実行した結果を共有し、次の一手を一緒に考える繰り返しで改善が積み上がる
- 「やることが見える」安心感が生まれ、経営への前向きさが戻ってくる
コンサルタントの仕事は、処方箋を渡すことではなく、一緒に動くことだと私は考えています。だから私が主宰する「増益繁盛クラブ」は、毎月のセミナー・会員掲示板・経営計画合宿という形で、継続的な伴走の仕組みを用意しています。孤独な決断を一人にしないというのが、私がこの20年で一番大切にしてきた姿勢です。
もう一つ、後悔した事例に見られる共通点があります。それは「値引きやクーポンで集客するコンサルを選んだ」ケースです。短期的に客数が増えても、クーポン目当ての客が定着せず、広告費だけが膨らんで利益が残らない。この構造に気づかないまま続けると、疲弊するだけです。
飲食店の集客コンサルに依頼する前によくある質問も参考にしながら、コンサルを選ぶ軸を事前に整理しておくことをおすすめします。
「売上より利益」を軸にしたコンサルの選び方
では、コンサルを選ぶとき、何を判断軸にすればいいのか。私が思うポイントを3つお伝えします。
チェックポイント1:「売上目標」より「利益目標」で話してくれるか
売上を大きく見せることに終始するコンサルタントは要注意です。売上が増えても、広告費・人件費・仕入れが膨らめば手元には残りません。「売上より利益」を基準に話を組み立ててくれるかどうか、最初の相談で確認してください。
✅ ポイント:「月商を〇〇万円にします」という約束より、「どこのコストを下げずに、どの段階の購買行動を改善するか」を一緒に考えてくれるコンサルを選ぶ。
チェックポイント2:実店舗での現場経験があるか
私自身、市役所勤務の傍ら週末はイタリアンレストランで無給の現場修行を積みました。机上の知識だけで現場に関わることの限界を、身をもって知っています。コンサルタントが「現場でどう動くか」を具体的に語れるかどうかは、選ぶ際の大切な確認事項です。
✅ ポイント:「理論はわかるが自分の店でどう使うか分からない」状態を作らないために、現場に即した具体例を出してくれるコンサルかどうかを見極める。
チェックポイント3:継続的な伴走の仕組みがあるか
一回の相談で終わるコンサルより、実行→結果→改善のサイクルを一緒に回してくれる仕組みがあるかどうか。全国の会員が継続して成果を出し続けているのは、この伴走の構造があるからです。
✅ ポイント:コンサル後に「次のアクション」が明確になっているか。それを確認できる場(掲示板・セミナー・合宿など)があるかをチェックする。
コンサルの料金と契約の中身については、飲食店コンサルの料金相場と契約前に確認したいよくある質問まとめもあわせてご覧ください。
まとめ——依頼前に「何を変えたいか」だけ明確にしておく
コンサルを依頼してよかったと語る経営者と、後悔した経営者の差は、コンサルタントの質だけではありませんでした。経営者自身が「売上の構造を変える」という意志を持って動けたかどうか、ここが分かれ目でした。
和歌山県の飲食店が月商130万円から450万円になったのも、特別なことは何もしていません。「今あるメニューの見せ方を変える」という、誰でも今日から考えられることを、購買行動の改善という軸で整理して実行したからです。
私はお笑い芸人として「観客の心を掴む」訓練を積み、中小企業診断士として経営の構造を学び、現場修行で実店舗の現実を体で覚えてきました。その経験をすべて重ねて作ったのが「笑人の繁盛術」というメソッドです。難しい言葉は使いません。でも、本質はちゃんとついている。そういうものを届けたいと思っています。
まずは無料のメールマガジン「繁盛店になるための12のステップ」から、私のメソッドに触れてみてください。読んでみて「この人の言っていることは違う」と思ったら、そこで終わりで構いません。
「アドバイスをもらうだけで終わる」という後悔パターンを読んで、自分も同じにはなりたくないと感じた方へ。増益繁盛クラブは毎月のセミナー・会員掲示板・経営計画合宿を通じて、実行→結果→改善のサイクルを一緒に回す伴走型の会員制コンサルティングです。全国の飲食店・美容室経営者が参加しており、月1単位の契約なので長期の縛りはありません。