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美容室の売上が上がらない時に見直すべき3つのポイント

美容室の売上が上がらない時に見直すべき3つのポイント

結論から言うと、美容室の売上が上がらない時に見直すべきポイントは「①値引きに頼らない価値訴求」「②客単価の設計を変える」「③再来店の仕組みを作る」この3つです。

ちょっと待ってください。「うちは飲食店だから、美容室の話は関係ない」と思いましたか?

実はそうでもないんです。飲食店も美容室も、売上が伸び悩む時の構造はほぼ同じです。私はこれまで20年以上、静岡市清水区を拠点にしながら、北海道から沖縄まで全国の飲食店・美容室・小売店の経営者をサポートしてきました。そこで気づいたのは、「売上が頭打ちになる店には、業種を超えた共通パターンがある」ということです。

今日は美容室を事例に使いながら、飲食店経営者にもそのまま使える「売上が上がらない時の見直し方」をお伝えします。

こんな方におすすめ

  • ✅ 忙しく働いているのに手元にお金が残らないと感じている飲食店経営者の方
  • ✅ 値引きクーポンで集客しているが、リピートに繋がらないと悩んでいる方
  • ✅ 客単価を上げたいけれど、どうすれば押し売りにならないか分からない方
  • ✅ ホットペッパーや食べログへの依存から抜け出したいと考えている方
  • ✅ 「料理の質には自信があるのに、なぜか売上が伸びない」と感じている方
美容室の売上が上がらない時に見直すべき3つのポイント | 全国の繁盛店がやっている増益繁盛店作りの強化書

「美容室の売上が上がらない」と「飲食店の売上が上がらない」は、同じ病気です

美容室の売上低迷と、飲食店の売上低迷は、見た目こそ違いますが原因は驚くほど似ています。

美容室の場合:「技術は他店に負けていない。でもお客さんが来ない。来ても安いクーポンのお客さんばかりで単価が上がらない。」

飲食店の場合:「料理は他店に負けていない。でもお客さんが来ない。来てもクーポン利用ばかりで利益が残らない。」

ほぼ同じですよね。

どちらの経営者も「良いものを作れば、いつかお客さんはわかってくれる」という信念で頑張っています。その姿勢は本当に尊いのですが、残念ながら現実の市場はそれだけでは動いてくれません。

お客さんは「良いかどうか」を知る前に、まず「知る→興味を持つ→来店を検討する→実際に来店する→注文・購入する→また来たいと思う」という7段階の購買行動をたどっています。この7段階のどこかで脱落しているから売上が伸びないのに、多くの経営者は「もっと良い料理を作ること」しか対策を打っていないんです。

では、3つのポイントを順に見ていきましょう。

ポイント①「値引きで集めたお客さん」は売上の柱にならない

美容室が売上低迷に陥る最もよくあるパターンが「ホットペッパークーポン依存」です。飲食店でいえば「食べログのクーポン依存」です。

クーポン客が来てくれることは、短期的には数字になります。でも問題は「クーポンなしでは来ない客層を集め続けている」という構造にあります。値引きで来た人は、値引きがなくなれば来なくなる。当たり前と言えば当たり前なのですが、このサイクルから抜け出せない店が非常に多いんです。

美容室でいえば、カット1,000円引きクーポンを出し続けても、「このお店でカットしてもらうと、朝のセットが楽になる」「仕上がりの褒められ率が上がる」という「ご利益」が伝わっていなければ、価格だけで選ばれ続けます。

飲食店も全く同じです。「本日限り500円引き」より「10時間かけて仕込んだスープが自慢の塩ラーメン」のほうが、長く通ってくれるお客さんを集められます。値引きをやめて「価値」で選ばれる店に転換する——これが最初の見直しポイントです。

ポイント②「作業名」を「ご利益の言葉」に変えるだけで客単価は上がる

美容室のメニューを見ると「カット」「カラー」「パーマ」と書いてあります。飲食店のメニューを見ると「ハンバーグ」「唐揚げ」「焼き魚定食」と書いてあります。

どちらも「作業名・商品名」のままです。お客さんが本当に知りたいのは「このメニューを選んだら、自分がどう良くなるのか」です。

例えば美容室なら「朝のセットが楽になる扱いやすさデザインカット」。飲食店なら「肉汁あふれる炙り焼き和牛ハンバーグ 〜地元農家こだわりの野菜添え〜」。これだけで注文率・単価が変わります。

私がサポートした和歌山県の飲食店では、ランチに「ハンバーグ・ハラミステーキ・エビフライ」を同時盛りにした2,300〜2,500円のプレートを開発したことで、月商が130万円から450万円に伸びました。値引きは一切していません。「地域に存在しない独自の組み合わせ」と「食欲をそそる見せ方」だけで、客単価と来客数を同時に伸ばしたんです。

奈良県のうどん店では、もっとシンプルな話もありました。既存メニューの麺の幅を少し広めにしただけで、SNSでバズが起きて注文数が1.5倍になりました。特別な設備投資はゼロです。既存要素の組み合わせを少し変えるだけで、「他にはない一品」を作ることができるんです。

✓ ここまでのポイント

  • 値引き集客は短期的には数字が出るが、リピート客を生まない構造になりやすい
  • メニュー名を「作業名」から「ご利益の言葉」に変えるだけで、同じ商品でも選ばれやすくなる
  • 既存メニューの「組み合わせや見せ方を変える」ことが、最も低コストな差別化策になる

ポイント③「また来たい」という気持ちは自動では生まれない。仕組みが必要です

美容室の場合、来店頻度は2〜3ヶ月に1回が平均です。この間に何も接触がなければ、お客さんの頭の中で「あの美容室」の記憶はどんどん薄れていきます。飲食店も同じです。一度来て美味しいと思ってくれても、次に来てもらえる保証はどこにもありません。

「良かったからまた行こう」と思ったまま、忘れてしまう。これが再来店率が上がらない最大の理由です。

だからこそ「接触頻度を意図的に作る仕組み」が必要になります。心理学的には「ザイアンス効果」と呼ばれますが、人は接触回数が多い相手を好意的に感じるようになるんですね。難しい話ではなく、「よく見る顔は親しみやすい」というシンプルな原理です。

具体的には、LINE公式アカウントで月2〜3回の配信をする、Googleビジネスプロフィールに口コミへの返信を欠かさず行う、「次回来店時に使える特典カード」を会計時に手渡すなど、お客さんとの接点を意図的に増やす施策です。

鳥取県のラーメン店のケースをご紹介します。このお店では、GoogleビジネスプロフィールとフードポータルサイトのすべてのロコミをAIで分析し、お客さんが実際に評価していたポイント(スープの質・懐かしさ・立地の便利さ)を言語化しました。そしてそのキーワードをメニュー表のキャッチコピーとGoogleマップの店舗説明文に反映しただけで、新規来店数が増加しました。SNS苦手、パソコン不慣れの店主でも、AIを使えばここまでできます。

「値引きをやめてからの方が、むしろお客さんの質が上がりました。リピートしてくれる方が増えて、月商も130万円から450万円に伸びました。最初は値引きをやめることが怖かったですが、今は本当にやってよかったと思っています。」

和歌山県・飲食店経営者(増益繁盛クラブメンバー)

「AIを使って自店の口コミを分析するとは思ってもいませんでした。でも実際にやってみると、お客さんが自分たちが思っていなかった部分を評価していることがわかって、目からウロコでした。それをメニューの言葉に反映したら反応が変わりましたね。」

鳥取県・ラーメン店経営者(増益繁盛クラブメンバー)

飲食店が美容室の事例から学べること——収益源を1本に絞らない発想

もう一つ、業種を超えて参考になる考え方をお伝えします。「収益の入口を複数作る」という発想です。

千葉県のお好み焼き店の事例です。このお店では、製薬会社の営業担当者向けに「MR弁当」を朝50個、単価2,500〜3,000円で受注する仕組みを作りました。店内の飲食売上とは別に、安定した収益の柱ができたわけです。

飲食店で言えば、店内売上だけでなく、デリバリー・法人向けお弁当・テイクアウト・調味料や食材の物販など、複数の「収益の出口」を作ることができます。一つの収益経路が落ちても、他で補える構造です。

私はこれを「お賽銭箱を複数持つ」と表現しています。1つのお賽銭箱に全部入れてもらおうとするから、不況や競合の影響をもろに受けるんです。複数のお賽銭箱があれば、1つが空になっても全体は維持できます。

美容室なら「施術」以外に「物販(ヘアケア用品)」「サブスクコース」「出張ヘアセット」。飲食店なら「店内飲食」以外に「デリバリー」「法人弁当」「物販・通販」が考えられます。

まとめ:今日から見直せる3つのポイント、改めて整理します

「美容室の売上が上がらない時に見直すべき3つのポイント」として挙げた内容を、飲食店経営者向けに置き換えてまとめます。

① 値引き集客をやめて「価値」で選ばれる店になる
クーポン依存は短期効果があっても、利益が残る構造を作れません。お客さんが「なぜここに来るのか」という理由を、値引き以外で作ることが先決です。

② メニュー名・コピーを「ご利益の言葉」に書き換える
「焼き魚定食」ではなく「地元漁師直送・炭火で焼き上げた本日の旬魚定食」のように、お客さんがそのメニューを選んだ後どう良くなるかが伝わる言葉に変える。設備投資ゼロでできる最短の客単価アップ策です。

③ 再来店の「仕組み」を意図的に設計する
LINE配信・次回来店特典・GoogleマップやSNSでの接触頻度づくりなど、「来てくれたお客さんとの縁をつなぎ続ける仕組み」を作ります。

この3つは、特別な設備や大きな初期投資なしに始められます。実際に私がサポートしてきた飲食店経営者の多くは、3ヶ月以内に何らかの手応えを感じています。中小企業診断士(経済産業省登録番号402345)としての視点からも、「まず試してみやすい順番」でお伝えしているので、「どこから手をつければいいかわからない」という方にも実践しやすい内容です。

もし「自分のお店で具体的に何から始めればいいか」を体系的に学びたい方には、まずは無料メルマガ「繁盛店になるための12のステップ」全12回メールセミナーをご活用ください。値引きに頼らず利益を伸ばすための基本的な考え方を、順を追って無料でお届けしています。

また、今日お伝えした「購買行動の7段階」「ご利益の言葉への変換」「複数収益源の設計」を体系的に学べる教材も用意しています。実際に手を動かしながら自店の販促を改善したい方は、ぜひ下記からご覧ください。

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  • この記事を書いた人

ハワードジョイマン

利益倍増アドバイザー 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 代表取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 取締役 ・繁盛店グループ総代表 ・株式会社トクスル 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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